ごく細い突起（美容プラスチックニードル）が微細に振動することでお肌や頭皮を活性化させるハイパージェット。
ただリラックス感をもたらすだけではない「確かな効果を実感できる美容機器」である点が大きな魅力です。
今回は、ハイパージェットを使ったフェイシャルケアの効果、スカルプケアの特長、サロン運営の視点からのハイパージェットのメリットについてご紹介します。
Contents
ハイパージェットとは
ハイパージェットとは、美容プラスチックニードルがお肌に適度な刺激を与え、有効成分の浸透率を高める美容機器です。フェイシャルケアはもちろん、スカルプケアにも利用できる点が最大の特長です。
フェイシャルケアに使えば、お肌のハリ・弾力を高め、キメを整えて毛穴を目立たなくします。また、シワやニキビ跡を目立たなくする効果も期待できます。
スカルプケアに使えば、頭皮の血行を促進して健康な毛髪が育つ土台を作り、頭皮の緩みがお顔のたるみへとつながるのを予防します。
ハイパージェットのフェイシャルケア
ハイパージェットを使ったフェイシャルケアでは、次のような切り口でのメニュー展開が考えられます。
角質・角栓・毛穴ケア
美容プラスチックニードルを使い、美容液の浸透を促します。
細かな突起が適度に角質層を刺激し、振動マッサージで血行を促進。毛細血管などにも刺激が加わることからコラーゲンやエラスチンの生成も促され、お肌の乱れたターンオーバー周期が正常化します。
お肌の生まれ変わりを促す施術には多くの場合ダウンタイムがつきものである中、ハイパージェットでの施術にはダウンタイムがありません。この点も訴求ポイントとなるでしょう。
加えて、美容プラスチックニードルの刺激と振動は、美容液をお肌の深部にまで行き渡らせるための道筋ともいえる微細な空間を作り出せるので、ただ塗るだけとは違う「有効成分が最大限お肌に届けられている」手応えを実感できます。
また、毛穴詰まりにも働きかけることから、角栓ケアも行えます。
乾燥・小じわケア
小じわは目元や口まわりといったような細かな部位に見られがちです。そのため、必要な箇所をきちんとトリートメントできる仕様であることは重要です。
ごく小さい美容プラスチックニードルは小回りがきき、お肌にもやさしいので、目元や口まわりのほか、小鼻、髪の生え際といった細部や、骨による凹凸のある部位の施術にも対応します。
また、赤色LEDの照射により細胞を活性化し、キメの整った滑らかなお肌へと導きますので、乾燥に悩むお肌に潤いが戻る喜びもお客様に提供できます。
たるみケア
美容プラスチックニードルがお肌の表皮から真皮に至るまで細かな振動を与えることにより細胞を活き活きと蘇らせ、ハリ・弾力を高めます。
目の下のたるみやほうれい線に働きかけ、フェイスラインもすっきりとさせます。もちろんダウンタイムはありません！
スカルプケアもおすすめ
必要に応じ強さレベルを調整し、チップ（ラージチップとスモールチップの2種類）を適宜付け替えれば、スカルプケアにも対応するのがハイパージェットの大きな特色です。フェイシャルケア同様に、血行促進や育毛剤の浸透率アップ、毛穴詰まり解消といった効果があります。
美容プラスチックニードルの適度な刺激とマッサージが頭皮環境を整え活性化させるため、抜け毛や白髪、細毛といった髪の悩みへのアプローチや、頭皮のニオイの予防効果も。
頭皮とお顔の皮膚はつながっていますので、スカルプケアで頭皮を引き締めれば、お顔のたるみの改善も期待できます。
フェイシャルケアのオプションメニューとして提供すれば、「お顔＋頭皮のトータルケア」による相乗効果を生み出せるでしょう。もちろん、独立した本格ヘッドスパメニューとしての展開も可能です。
サロン運営でも嬉しい使いやすさ
サロン運営の観点からは、施術時間が長ければそれだけ施術者が拘束され、個室もふさがってしまいます。ハイパージェットなら、短時間での施術でしっかり結果を出せます。
使い方は、圧をかける必要などはなく、お顔をなぞるようにチップを滑らせるだけ。長時間の導入トレーニングは不要です。万一圧をかけ過ぎてしまった場合には振動がストップしますので、新人スタッフにも安心して任せられるでしょう。
また、安定した収益のためには、イニシャルコストだけでなく、ランニングコストについても目配りが必要です。
ハイパージェットは本体価格が比較的お手頃な上に、お客様ごとに取り替える消耗品である交換用チップもリーズナブル。ランニングコスト面でも安心でき、導入しやすい機器となっています。
タブレットを思わせる非常にコンパクトなマシンですので、サロンスペースとの兼ね合いで悩むこともありません。
まとめ
ハイパージェットは、細かな美容プラスチックニードルの刺激や振動、先端部から照射される赤色LEDの細胞活性化効果を利用した美容機器です。有効成分の浸透率をアップさせ、血行を促し、たるみを改善し、毛穴詰まりを解消します。
フェイシャルケアだけでなく、スカルプケアにも対応可能な守備範囲の広さも特長です。単にサロンメニューが充実するだけでなく、フェイシャルとスカルプの両方向からのケアによる相乗効果を目指せます。
短い施術時間やランニングコストの低さ、コンパクトなつくりはサロン思いの仕様といえそうです。ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。
