専門店が開かれるほど人気を集めているワックス脱毛ですが、色々なワックス剤があり、その特徴や使い方をきちんと理解するのは簡単ではありません。
実際にエステサロンに導入するとなると、どのタイプ、どのブランドのワックス剤を選べばいいのか迷ってしまいますよね。
今回は、ワックス脱毛に使われるワックス剤の種類と、そのトップブランドLYCON(ライコン)の特徴や魅力についてご紹介します。
Contents
ワックス脱毛=ブラジリアンワックス!?
脱毛用のワックス剤を使って、VIOや顔、鼻、手足、お腹、背中などを脱毛することをブラジリアンワックスといいます。
「ブラジリアンワックス」という脱毛用ワックス剤があると勘違いされることも少なくありませんが、ワックス剤を用いた脱毛自体をブラジリアンワックスと呼びます。
一節には、ブラジルのカーニバルでTバックやビキニを着るためにVIOを脱毛したことが起源とされており、元々はVIO脱毛のことをブラジリアンワックスと呼んでいました。
しかし、近年では手足やお腹、背中、鼻などどこの部位でも、ワックスを使った脱毛はブラジリアンワックスと呼ばれるようになってきています。
ブラジリアンワックスで使うワックス剤の種類
脱毛に使うワックス剤は、大きくソフトタイプとハードタイプに分けられ、その中で水性・油性と細かく分けられます。各種類の特徴や、利用が適している部位を確認しておきましょう。
ソフトワックス | ハードワックス | |
水性ワックス | 油性ワックス | 油性ワックス |
・シュガーワックス ・ハニーワックス |
・オイルワックス ・クリームワックス |
・固形ワックス |
手足やお腹にはソフトワックス
ソフトワックスは非固形状のワックス全般を指し、水性タイプであればシュガーワックスやハニーワックス、油性タイプであればクリームワックスやオイルワックスが当てはまります。
ハードワックスに比べて塗り拡げやすく、ガチガチに固まらないという特徴があるため、手足やお腹といった広範囲への塗布が必要な部位の脱毛に向いています。
VIOや顔にはハードワックス
ハードワックスとは固形状のワックスのことで、水性のものはなく、すべて油性タイプです。
常温では固形状のため、使用前に温めて溶かした上で適温まで冷まし、手早く塗布し、時間を置いて固まったら剥がすという手順を踏みます。
そのため、一般の人のセルフ脱毛としてはハードルが高く、主にサロンでの脱毛に使われます。
水性ワックスとは
天然素材を原料として使い、食べても害がないように作られたワックス剤が水性ワックスです。はちみつをベースにしたハニーワックス、砂糖をベースにしたシュガーワックスなどがあります。
粘着力が比較的穏やかなため、肌への負担も少なめで、水溶性であることから、剥がし残したワックスはお湯で洗い落としたりウエットティッシュで拭き取ったりと簡単に取り除けます。
全般的に扱いやすく、初心者向けのワックス剤といわれています。
油性ワックスとは
主に松やにをベースにして作られたワックス剤が油性ワックスです。固まっている固形状のタイプもあります。
水性ワックスに比べて粘着力が強力な分、肌への負担が大きいですが、短い毛でもガッチリと捕えられるのがメリットです。
ただ、粘着力が強いといっても水性と比較してという程度であり、VIO脱毛にはほとんど油性タイプが用いられます。
ブラジリアンワックスといえばLYCON(ライコン)
年々人気を増すブラジリアンワックスですが、そのワックス剤のトップブランドとして世界70カ国以上のサロンで使われているのが「LYCON(ライコン)」です。
天然成分にこだわった安全性の高さはもちろん、フレーバーやカラー展開も豊富で世界中で愛用されています。
VIO専用、男性用、ホームケア用など幅広い商品を取り揃えており、毛質や肌タイプ、好みのテクスチャーに応じたシリーズ商品から選べるため、多くのプロフェッショナルに支持されています。
エステサロンにLYCONワックスを導入するメリット
LYCONのワックスはなぜ世界中のエステサロンで使われているのでしょうか。サロンにLYCONワックスを導入するメリットを4つご紹介します。
バリエーションが豊富
LYCONワックスの商品展開は、ハードワックス18種類、ストリップワックス(塗布したワックスの上に専用ペーパーを載せてペーパーごと剥がすタイプのワックス)9種類と大変幅広く、バリエーションに富んでいます。
脱毛前後のプレ&アフターケア用ローションは3シリーズで展開。多くの商品が色々なサイズで販売されていますので、エステサロンの規模や利用頻度に合わせて適切な内容量のものを選べるのも嬉しいポイントです。
サロン用品も開発している
エステサロンのメニューの中で用いるプロユース商品だけでなく、ホームケア用に開発された店舗販売向け商品もあり、お客様のリピートや単価アップにつなげられます。
また、ワックス剤や関連ケア用品にとどまらず、ワックス脱毛に特化したカルテ、店頭掲示用ポスター、店販ポップなど、オリジナル開発の備品類も取り扱っており、サロンへの導入やお客様への販売を助けてくれます。
充実したトレーニングシステム
LYCONは安心・安全に商品を使ってもらおうと、効果的なワックス脱毛のためのトレーニングプログラムを実施しています。フェイシャル、VIOなどパーツ別のプログラムも用意されており、最小限の費用で必要な知識と技術を学べます。
自社サロンに初めてブラジリアンワックスを導入する方に、特におすすめのブランドです。
ショールームがある
オーストラリア生まれのブランドですが、東京・代官山にショールームがあり、実際に商品を手に取って確かめることができるのも魅力的なポイントでしょう。
ショールームでは展示だけでなく販売も行っており、使い方や導入方法に関するアドバイスを受けたり、自分のサロンに最適な商品をおすすめしてもらったりできます。
現在はオンラインでの相談も受け付けているので、気軽に利用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
脱毛用のワックス剤を使った脱毛のことを「ブラジリアンワックス」といいます。このブラジリアンワックスで使われるワックス剤には水性と油性があり、固いハードワックス(固形)と柔らかいソフトワックス(クリームまたはリキッド)に分かれています。
それぞれにメリット・デメリットがありますが、塗布面積の広い手足やお腹などへの施術にはソフトワックスを、VIOや顔にはハードワックスを利用するという使い分けが一般的です。
ワックス剤の有名ブランドであるLYCONの商品は、豊富なバリエーションが強み。店販商品の取り扱いや充実したトレーニングシステムなどもあり、ブラジリアンワックスを導入したことがないサロンでも安心して採用できるのが魅力です。