クレーター状になったニキビ跡や重度の色素沈着。こればかりはレーザーでも改善できないと諦めていませんか？
今話題のピコレーザーを使った「ピコフラクショナル」は、これまで無理といわれてきた肌悩みにも応える治療法として注目を集めています。
今回は、そんなピコフラクショナルについて、従来のレーザーとの違いや特徴、注意点などをご紹介します。
Contents
最新肌治療機器「ピコレーザー」ってどんなもの？
ピコレーザーは、レーザー照射によってメラニン色素を除去する美容医療機器のひとつです。
これまでのレーザーと大きく違うのは、色素を熱で壊すのではなく、衝撃波で粉々に砕く点です。色素は細ければ細かいほど体内に吸収されて消えやすくなるため、メラニンが消失しやすく、短い照射時間ですむので熱によるお肌の負担も少なくなります。
さらに、衝撃波の刺激がコラーゲンとエラスチンの生成を促すので、お肌にハリが出たり毛穴が引き締まったりといった肌質の改善効果も見られます。
ニキビの凹凸にも高い効果 ピコレーザーのフラクショナル治療
ピコレーザーを用いた施術方法は、主に次の3つに分けられます。
- 1点集中照射の「ピコショット」
- 広い範囲にマイルドに照射する「ピコトーニング」
- 設定した範囲のお肌深部に照射する「ピコフラクショナル」
もっとも深くまで照射するピコフラクショナルは、肌の表面に与えるダメージを最小限に抑えながらも、内部の再生力を活性化させ、新しい皮膚へと生まれ変わらせる施術方法です。
これまでなかなか消せないとされてきたクレーター状のニキビ跡や凹凸のある傷痕、重度の色素沈着にも有効とされています。
ピコフラクショナル治療の特徴
ピコフラクショナル治療には、次のような特徴があります。
期待できる効果
期待できる効果の範囲がとにかく広いのが特徴です。
そばかすや肝斑まで含めたシミの改善、凹凸感のあるニキビ跡や傷痕の改善、毛穴引き締め効果、シワ・たるみの軽減、全般的な肌質改善、肌のくすみ改善まで、幅広く対応します。
治療回数
これまでのレーザー治療に比べ施術1回当たりの効果が高いので、従来よりも治療回数が少なくて済みます。
4週間に1回の頻度で通う場合、1〜5回で効果を期待できるでしょう。
痛み
従来のフラクショナルレーザーでは強い痛みを感じることがありますが、ピコフラクショナル治療では皮膚表面にダメージをほとんど与えないため、痛みはゴムで弾く程度に過ぎません。
麻酔クリームも必要ないケースが多いでしょう。
治療時間
治療にかかる時間は、全顔で20〜30分程度です。
痛みも少ないので、施術中に苦痛を感じることは少ないでしょう。
術後の影響
肌表面へのダメージはほとんどありませんが、術後には薄いかさぶたができます。
高出力で施術した場合、赤みや点状出血など軽い炎症が起こることもありますが、従来のレーザーと比べて照射時間が1,000分の1と圧倒的に短いため、肌への影響も少なく、当日のメイクや入浴も問題ありません。
ダウンタイム
かさぶたが取れるまでのダウンタイムはせいぜい1週間程度で、今までの照射法に比べて早く取れます。シミの程度にもよりますが、多くの場合はさほど目立たず、軟膏を塗ったりテープを貼ったりというケアもいらないのが嬉しいポイントです。
ピコフラクショナル治療の注意点
ピコフラクショナル治療の注意点には、次のようなものがあります。
安さを重視しすぎない
これまでのレーザーに比較して全般的に効果は高いですが、同じピコレーザーの機器にもパワーが強いものと弱いものとが存在します。
パワーの強いタイプは、値段は高いものの効果も高く、治療回数が少なくて済みます。
一方、パワーの弱いタイプは、低価格で受けられる反面効果は出にくく、治療回数も多くなりやすいです。
安いからとパワーの弱いものを選んでしまうと、長い期間施術しても効果が現れにくくなってしまうので、コスパを重視しすぎず、総合的に判断するようにしましょう。
ピコショット・ピコトーニングと比較したときの注意点
ピコフラクショナルは肌の深部まで届くため、ピコショットやピコトーニングと比べると次のような注意点があります。
- 術後の炎症リスクが少し高い
- ダウンタイムが数日発生する
- 治療間隔が1週間前後長くなる
従来のレーザー治療と共通する注意点
画期的な美容機器とはいえ、従来のレーザーと共通する注意点もあります。
次の6点はきちんと確認し、医師とも相談しながら施術を進めるようにしましょう。
- 軽い炎症が起きる場合がある
- 色素沈着が起こる場合がある
- シミが再発したり、取り切れなかったりする可能性がある
- 正常色素が抜ける可能性がある（色素脱失）
- 日焼け、妊娠中、光過敏症・てんかん・糖尿病・ケロイド体質などの持病がある場合は施術できない
- 術後は紫外線対策と保湿を徹底する必要がある
ピコフラクショナル治療はセンススキンクリニックにおまかせ
横浜の閑静な一角にある美容皮膚科、センススキンクリニックではピコフラクショナル治療を行っております。
重度の色素沈着でお悩みの方、ニキビ跡にずっと悩まされてきた方など、これまでのレーザー治療では無理とあきらめていた方は、ぜひセンススキンクリニックへお越しください。
エステティシャンやヘアスタイリストも在籍していますので、美容に関するトータルでのご提案もさせて頂きます。無料カウンセリングも行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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まとめ
ピコレーザーは、これまでのレーザー治療では対応できなかった重度の色素沈着やクレーター状のニキビ跡にまで対応できる新しいレーザー治療法です。
同じピコレーザーを使ったピコショットやピコトーニングに比べ炎症リスクがやや高くなってしまいますが、その分肌の奥深くにまで働きかけるので確かな手応えを感じられるでしょう。
ご興味を持たれたら、ぜひセンススキンクリニックにご相談ください。
